『OneOdio Pro-10 ヘッドホン』を任天堂スイッチ目線でレビューしました。ヘッドホン選考の参考にしてくださると幸いです。
基本情報
OneOdio DJ モニターヘッドホン マイク付き 50mmドライバー 有線 オーバーイヤー 密閉型 楽器練習 ミキシン…
- ミックス機能付きだからボイチャしながらスイッチできる
- 『Pro-10』にイヤホンを接続すれば2人で聴ける
- 折りたためるので持ち運びにも便利
- 2cm厚 フィット感、柔軟性、通気性が両立された快適イヤーパッド
- 遮音性抜群だから没入感高い
- 横に90度回転するので首にかけても苦しくない
- 低音から高音までバランスが良く、歪み少ないクリアなサウンド
Amazonカスタマーレビュー4.2
耳が痛くならない、安くてもしっかりしているのでコスパが高い、かっこいい、かわいい、重低音が響くなど、7,111もの評価にもかかわらず平均4.2という高評価です。(2020年8月4日時点)
ただし、低音重視のためDJ向けではないとの厳しい意見も。とはいえ低音重視はゲーミング向けではありますのでゲーマーにはありがたい特徴です。
『OneOdio Pro-10』の優れた点
スマホのボイチャアプリの声とスイッチのゲーム音をミックスできる

「6.35mm標準プラグ to 3.5mmミニプラグ」の3.5mm側をスイッチ本体に
「3.5mmミニプラグ」をスマホに接続します。
Switchは通常、ヘッドセットだけではボイチャしながらゲームすることができません。
フォートナイトのみ、ヘッドセットだけでボイチャしながらゲームできます。ヘッドホンからゲーム音とフレンドの声を両方聴けるのです。
しかしその他のゲームにおいては、ゲーム音とフレンドの声をヘッドホンから鳴らすことができません。
なぜなら、スマホのアプリ経由でボイチャしなければならないからです。
そのためヘッドセットの他に、スマホの音とスイッチのゲーム音をミックスできる器材が必要となります。この器材をミキサーといいます。
一方『OneOdio Pro-10』であれば、約4,000円にもかかわらず、2つのサウンドデバイスの音声をミックスすることが可能です。
別途ミキサーを購入しなくても、『OneOdio Pro-10』そのものにミキサー機能がついているからです。
しかも、「6.35mm標準プラグ to 3.5mmミニプラグ」と「3.5mmミニプラグ」の2本のケーブルが付属されます。
なのでケーブルも別途購入する必要ありません。
『OneOdio Pro-10』の左・6.35mmジャックとSwitch本体を、「6.35mm標準プラグ to 3.5mmミニプラグ」でつなぎます。
さらに、右の3.5mmジャックとスマホを「3.5mmミニプラグ」でつなぎます。それだけで2つの音が混ざって聞こえます。
『Nintendo Switch Online』アプリはもちろん、Discordなどその他の外部ボイスチャアプリも利用可能。しっかり両方の音が聞こえます。
ケーブルにマイクが搭載されているので会話できます

『Nintendo Switch Online』アプリやDiscordアプリが使えるのであれば、一方的にフレンドの声を聴くのではなく、せっかくであれば会話しながらゲームしたいところ。
『OneOdio Pro-10』に付属される「3.5mmミニプラグケーブル」には、マイクが搭載されていますので、しっかり会話することも可能。別途マイクを購入しなくても大丈夫。
スマホの音楽を聴きながらSwitchのゲームだってできる
Switchのゲームをされる方の中には、音楽を聴きながらゲームしたいというぜいたくなニーズをお持ちの方もいらっしゃると思います。
『OneOdio Pro-10』にはミキサー機能がついていますので、ボイチャだけでなく、スマホの音楽を聴きながらだってゲームすることが可能です。
Switch1台の音を『Pro-10』とイヤホン2つで聴ける

「6.35mm標準プラグ to 3.5mmミニプラグ」をSwitch本体に
『Pro-10』本体に他のヘッドホンまたはイヤホンを接続します
『OneOdio Pro-10』は、サウンドミックスだけでなく、音を2分岐させる機能までついています。
『OneOdio Pro-10』本体に、その他のヘッドホン・イヤホンを接続するだけで、Switchのゲーム音を2人で共有できます。
別途、2分岐アダプターやイヤホンスプリッターを購入する必要はありません。
持ち運びに便利
イヤーカップが縦に180度回転するのでコンパクト


収納袋に入れて袋をキュッとすると縦12.3 x 横17.3 x 奥行8.9 cmくらいに小さくなります。
『OneOdio Pro-10』のイヤーカップは、横に90度回転、縦に180度回転します。とてもコンパクトに折りたたむことができるのです。
しかも、 21 x 21cm の合成皮革製収納袋が同梱。Switchは携帯ゲーム機でもありますので、外出先でゲームされる方にもお勧めできます。
収納袋に入れると縦12.3 x 横17.3 x 奥行8.9 cm。横に90度回転するヘッドホンは、首にかけても苦しくないところもうれしいポイント。
洗練されたデザインなので外出先でも恥ずかしくない

イヤーカップ部分にロゴマーク。ロゴマークの周りにはレコードの表面のように細やかな円状の凹凸線が高級感を演出しています。

高級感感じる合成皮革製ヘッドバンドには、レッドの糸で彩られたステッチとOneOdioのロゴがあしらわれています。
『OneOdio Pro-10』はデザイン性にも優れているので外出先で使っても恥ずかしくありません。
イヤーパッドが柔らかい
イヤーパッドの厚さ2cm

『OneOdio Pro-10』のイヤーパッドの厚さは2cm。1万円以上するハイスペックヘッドセットの厚さと比べても負けない分厚さです。
耳が痛くなりにくい、快適な装着感でした。
合成皮革&90度回転イヤーカップだからフィット感と没入感が抜群

『OneOdio Pro-10』のイヤークッションは合成皮革に包まれています。合成皮革の特徴は遮音性です。
ムレやすいという欠点がある半面、音漏れや音の侵入もしにくい素材なので、ゲームの世界に没入しやすい素材です。
そのため合成皮革は、ゲームをする方に愛されている素材でもあります。
安いのに音質にも優れている
歪みやノイズ少ないクリアな音質
『OneOdio Pro-10』は、約4,000円ととても安いヘッドホンですが、音に歪みやノイズが少なく、とてもクリアなサウンドに感じました。
一般的なゲーミングヘッドセットのように特に低音が強化されているというわけでもなく、バランスの良い、とても聞きやすいサウンドに感じました。
スタジオグレードと記載されている通り、価格を見ると驚くほどの品質良いサウンドです。
『OneOdio Pro-10』パッケージ写真


パッケージの裏面には仕様が記載。横16.8 x 縦13.8 x 奥行10 cmととても小さな箱です。

『OneOdio Pro-10』と付属品。仕様書とサポートカードとケーブル2本が収納されています。
サポートカードには、公式サイトへの登録ページQRコードが記載されています。登録すると何らかの特典を得られるようです。
さらに、30日間の無料返品配送のことや、お問い合わせのメールアドレスなどが記載されています。日本語出対応してくれるので安心。

左右それぞれ最大3.3cmまで伸ばすことができます。

収納袋の裏にもお問い合わせ先メールアドレスや電話番号が記載されているのでとても丁寧で安心できます。
『OneOdio Pro-10』の兄弟
Pro-10G
仕様に差はありません。
Pro-GM
『Pro-10』のインラインマイクをブームマイクに変え、マイクミュートボタンとボリューム調節ダイヤルを搭載させることで、よりゲーミング向けに進化させた製品。
その他の機能や性能は『Pro-10』と同じなので、ゲームするなら『Pro-GM』の方が使い勝手が上です。
まとめ:総合的な感想・レビュー
OneOdio DJ モニターヘッドホン マイク付き 50mmドライバー 有線 オーバーイヤー 密閉型 楽器練習 ミキシン…
装着感の感想・レビュー
『OneOdio Pro-10』のイヤーパッドは正円。直径4.5cmです。なので耳に重なってしまいます。
1万円以上するハイクラスゲーミングヘッドセットの多くは、内径おおよそ6cmくらいはありますので、さすがに装着感はハイクラスに劣ります。
多少耳が抑えられている感じはしますが、クッションが柔らかいので長時間つけていても痛くなりにくいヘッドホンです。
眼鏡をかけて装着してみたところ、多少つけている感あるものの、痛くはなりづらいので助かりました。
クリアできれいなサウンドなので人(NPC)の声が聴きやすかった
サウンドはとてもクリアな音質です。歪みやノイズがとても少ないヘッドホンです。
低音から高音までバランスが良く、軽やかなサウンドに仕上がっているので、聴き疲れしにくいと感じました。
中でも、中低域から中域・人(NPC)の声がとても聴き取りやすかったです。
サウンドミックス&サウンド共有機能が便利すぎる
『Nintendo Switch Online』はもちろん、DiscordやSkype、LINEなどの外部ボイスチャットシステムまで気軽に使えます。
方法はなんと付属のケーブルをで繋ぐだけというカンタンさ。ボイチャしながらSwitchのゲームしたい方にはありがたい機能です。
音量調節とマイクミュートできないのでほしい方はPro-GMがおすすめ
『OneOdio Pro-10』には残念ながら、音量調節とマイクミュート機能がないので、即座に音量調節orマイクミュートしたい場合に不便です。
音量調節とマイクミュート機能が欲しい方は、上でご紹介した『OneOdio Pro-10』の兄弟・緑色のPro-GMがおすすめです。
OneOdio Pro-10 スタジオ&DJヘッドホン 仕様
ブランド | OneOdio |
---|---|
シリーズ | Proシリーズ |
型番 | Pro-10 |
サラウンドサウンド | 2ch |
ヘッドホンタイプ | オーバーヘッド |
イヤーパッド | 合成皮革 |
ヘッドホン構造 | 密閉型 |
ドライバーユニット | ダイナミック型(ネオジム磁石) |
ドライバーユニットサイズ | 50mm |
感度 | 118±3dB |
周波数特性 | 20Hz–20,000Hz |
インピーダンス | 32Ω |
全高調波歪み | 未公開 |
S/N比 | 未公開 |
入力電力:最大 | 1600mW |
出力電力:最大 | 未公開 |
コントローラー | 音楽:再生・停止、電話:始話・終話 |
マイクのタイプ | インラインマイク(3.5mmケーブルに搭載) |
マイク集音特性 | 未公開 |
マイク感度 | 未公開 |
マイク周波数特性 | 未公開 |
マイクインピーダンス | 未公開 |
マイク全高調波歪み | 未公開 |
マイクS/N 比 | 未公開 |
ノイズキャンセリング機能 | ✕ |
マイクコントローラー | ✕ |
LED / RGB | ✕ |
接続I/F |
|
重量 | 約236g |
サイズ(約cm) |
|
付属品 | 仕様書、収納袋(合成皮革製)、サポートカード、3.5mmステレオミニプラグ、6.35mmモノラル標準プラグ |
保証期間 | 購入日より2年間 |
対応機種 | iPhone、Androidなどのモバイル、その他のオーディオ製品 |
クレジット | Copyright © 2020 OneOdio |