Nintendo Switchソフト「フォートナイト」でボイスチャットできない場合が多々あるようです。
フレンドの声だけは聞こえているのに、自分の声だけが相手に届かないのです。
ネット検索してみると、実際に解決できたという人が、方法はわからないけどいつの間にか解決したという内容の方が多いように思いました。
デジタルデバイスの不具合の原因を見つけるのは、砂漠の中からオアシスを見つけるほどに難しいです。
そのため、ある人が解決できた方法と同じことを試しても、Switch「フォートナイト」でボイチャできるようになるとは限りません。
そこで当ページでは、いくつかの対処法をご紹介することにしました。参考にしていただけると幸いです。
ヘッドセットの接続間違いを疑う
単純な接続間違い
特に、デジタルデバイスに苦手意識をお持ちの方はご注意ください。購入したヘッドセットに付属されるものすべてを接続していることが原因の場合もあります。
ヘッドセットの中には、何らかの付属品とヘッドセットを接続することで、2股に配線を分けることのできるものがあります。
例えばホリのスイッチ用ヘッドセットには、「ミキサー」と呼ばれるスマホとスイッチの音を混ぜることのできるコントローラーが付属されています。
【任天堂ライセンス商品】ホリゲーミングヘッドセット スタンダード for Nintendo Switch レッド【Nintendo…
このコントローラーは、スイッチ・フォートナイト以外のゲームでボイチャするためのものです。
そのため、Switch・フォートナイトをプレイするときは抜いてください。フォートナイト以外のゲームソフトでボイチャするときにだけ使いましょう。
また、ヘッドセットの多くに下のような変換ケーブルが付属されています。少なくともスイッチ・フォートナイトをプレイするときには必要ありません。
高価なヘッドセットによくありがちな接続間違い
スイッチ本体・上部にある3.5mmの穴に接続するものは、3.5mmプラグに黒い線が3本あるものを接続します。
高価なヘッドセットの場合、ケーブルの着脱が可能なものが多いのですが、中には、片方が黒い線4本で、もう片方が黒い線3本のものがあります。
両方とも3本線なのであれば、どちらに接続しても問題ない場合が多いのですが、線の数が異なる場合には注意が必要です。
この場合、黒い線4本の方にヘッドセット、黒い線3本の方にスイッチを接続してください。
ヘッドセットの故障を疑う
ヘッドセットが故障していないかどうかを試してみるとよいかと思います。
もしヘッドセットが壊れているのであれば、この後すべての対処法を試しても無意味。試した時間と労力が水の泡です。
ヘッドセットが故障しているかどうか確認する方法は簡単です。スマホやPCに接続してご家族等に電話、お話しできるかどうか試すだけです。
もしスマホやPCで会話できたのであれば、あなたのヘッドセットは故障していません。次の方法を試しましょう。
スマホやPCでも会話できないのであればメーカーに電話して、Switch、スマホorPCでも試しましたが、マイクが機能しませんでしたと伝えましょう。
保証期間内であれば、ただで新しい製品と交換してくれるかもしれません。
スイッチ本体の接続切り替えの不具合を疑う
ヘッドセットの故障がないとわかったので、あとは簡単な方法から順番に試していきます。
マイクのスイッチをオンにした状態で接続
とても簡単な方法なので最初の方で試しておきましょう。マイクのスイッチをオンにした状態でスイッチ本体に接続&フォートナイトでボイチャを始めます。
ガチャガチャと音を聴かせては、フレンドに迷惑かなと配慮ができている方こそ、マイクをオフにしてから接続しているかと思います。
しかし、スイッチ本体側の接続切り替えも疑われるため、最初からマイクをオンにした状態で試す価値はあります。
フォートナイトの設定でボイチャオフにして接続
フォートナイトを起動して+ボタンをメニューが開きます。「設定」→「オーディオ」を選択。するとボイチャをオフにすることが可能です。
ボイチャをオフにした状態でヘッドセットを接続してください。
ヘッドセットを接続したら、再度+ボタンでフォートナイト内の設定を開き、ボイチャをオンにします。
スイッチ本体側の接続切り替えというより、フォートナイト側の接続切り替えの問題をつぶします。
フォートナイト内の設定を疑う
ボイスチャットの音量を変える
フォートナイトを起動して+ボタンをメニューが開きます。「設定」→「オーディオ」を選択。
するとボリュームの中から「ボイスチャット」という部分を見つけられます。
この数値が「100%」以下であったら「100%」に変えてください。
ボイスチャット方式を変更する
フォートナイトを起動して+ボタンをメニューが開きます。「設定」→「オーディオ」を選択。すると「ボイスチャット方式」という部分を見つけられます。
この「ボイスチャット方式」に、「プッシュトゥトーク」が選択されていたら、「オープンマイク」に変更してください。
Switch本体の問題を疑う
Switch本体を再起動する
Switch本体、上の電源ボタンを「電源オプション」が表示されるまで3秒間以上長押しします。
選択肢が表示されるので、「電源オプション」→「再起動」を選択して、スイッチ本体を再起動させます。
Switchをアップデートする
スイッチ本体のアップデートを、自動更新していない方は特に注意が必要です。自動更新にしている方も念のため確認してください。
HOMEメニューの「設定」→「本体」→「本体の更新」で確認&アップデートできます。
フォートナイトの問題を疑う
スイッチ本体のアップデートを確認したら、次にフォートナイトのアップデートを確認します。
HOMEメニュー→フォートナイトのアイコンにカーソルを合わせる→+ボタンを押すとメニューが表示されるので「ソフトの更新」→「インターネットで更新」を選択します。
Switchと使いたいヘッドセットの相性を疑う
「USB to 3.5mm 4極」を購入する
最後になりますが、ここでお金を使う方法をご提案します。
DuKabel USB オーディオ 変換アダプタ USBポート-4極(TRRS)3.5mmミニジャック変換ケーブル USB外付け サ…
UGREEN 3.5mmイヤホン変換ケーブル USB C to 3.5MM 4極イヤホン端子変換アダプタ ヘッドフォンジャック高耐…
「USB to 3.5mm 4極」を使うことで、3.5mmアナログ接続ではなく、デジタル接続に変えてしまう方法です。
今まで使っていた3.5mm接続との相性が悪かったのですから、接続先を変えてしまえばいいという発想です。
「USB Type-A to 3.5mm 4極」で試したら使えた
私の使っているヘッドセットの一つとSwitch・フォートナイトの相性が悪く、3.5mm接続してもゲーム音とフレンドの声が聞こえるだけで、自分の声をフレンドに届けることはかないませんでした。
そこで「USB Type-A to 3.5mm 4極」を使い接続先をUSBにしてみたところ、ゲーム音とフレンドの声を聴くことはもちろん、自分の声をフレンドに届けることも可能になりました。
上記以外の製品を購入してみようと考えている場合、注意したいのは「USB Type-A to 3.5mm 4極」であるか確認すること。
3極の製品はマイク機能がないものなので使えないと考えておいた方がよいです。使えたとしてもゲーム音のみ聴こえ、マイクが機能しないといったことが起こります。
購入する場合には4極であるかどうかをよく確認してください。
「USB to 3.5mm 4極」には欠点が2つある
TVモードと携帯モードと両方でフォートナイトする場合Type-AとC両方必要
TVモードのとき、3.5mm接続以外であればUSB Type-A接続しかできません。一方携帯モードのときは、USB Type-C接続しかできません。
そのため、TVモードと携帯モードと両方でフォートナイトをプレイする方は、両方購入する必要があります。
せっかく買ったのに機能しない場合もある
ヘッドセットとSwitch・フォートナイトに相性があるのと同様に、「USB to 3.5mm 4極」にも相性があります。
こっちの製品では機能したのに、あっちの製品では機能しないってことがあるのです。
Switchでも機能するのかどうか、動作確認されている物を購入できればいいのですが、Switchで動作確認済みの「USB to 3.5mm 4極」はありません。
あってもほんの少数です。ですから買って試してみるまでわかりません。無駄になる可能性があるのです。
私の場合、たまたま家に合ったものでうまく機能しましたが、皆さんも同じようにそうなるとは限らないので、ご自身の責任の範囲内で購入してください。
一通りすべて試してみること
スイッチ本体の接続切り替え、フォートナイト内の設定、Switch本体の問題、フォートナイトの問題は、たった一つの方法でも試すことが可能です。
問題のヘッドセットとは別のヘッドセット、もしくはマイク付きイヤホンで、Switch・フォートナイトをプレイすればいいのです。
他のヘッドセットで問題なくボイチャできるのであれば、スイッチ本体の接続切り替え、フォートナイト内の設定、Switch本体、フォートナイトに問題はないということになります。
しかしこの方法だけで、スイッチ本体の接続切り替え、フォートナイト内の設定、Switch本体、フォートナイト自体に問題がないと決めてしまうのはお勧めしません。
なぜなら異なる製品だからです。製品独自の設定変更が必要な場合もあるのです。
なので、他の製品で問題なく使えるからといって、設定等に全く問題ないと決めてしまうことはお勧めできません。解決に近づくことができなくなります。