Nintendo Switchドック(以下スイッチドック)に搭載されるUSBポートと、Joy-Con充電グリップや、Nintendo Switch ProコントローラーをUSBケーブルでつなげると、充電することができます。
同じく、市販のモバイルバッテリーと、Joy-Con充電グリップや、Nintendo Switch Proコントローラー、さらにスイッチ本体をUSBケーブルでつなげても、充電可能です。
「でも、付属の USB充電ケーブル(HAC-010)は 1.5mと短くて不便だな」と感じていらっしゃる方は少なくないでしょう。
外出先にてスイッチ本体を充電するために、モバイルバッテリー及びUSBケーブルの購入をお考えの方もいるでしょう。
また長く使っていることで、 付属の USB充電ケーブル(HAC-010) が故障して買い換えたいとお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし、適切なUSBケーブルで接続しなければ、スイッチドックもしくはモバイルバッテリーが故障してしまう恐れがあります。
ひどい場合には発火する恐れまであるというのです。怖いですね。
「ならどのUSBケーブルであればいいの?」とUSBケーブルに詳しくない方向けに、スイッチに適切なUSBケーブルの選び方をご紹介したいと思います。
USB Type-A to Cが必要

USB Type-A to Cとは上のような画像のケーブルのことを言います。Joy-Con充電グリップや、Nintendo Switch Proコントローラーを買うと一緒についてきます。
USB Type-A to Cがあれば、スイッチドックやモバイルバッテリーのUSBポートとJoy-Con充電グリップまたはNintendo Switch Proコントローラーをつなげて充電できます。
ただし、USB Type-A to Cであればなんでもよいわけではないことに注意。適切な USB Type-A to C ケーブルを使わなければ、スイッチドックまたはモバイルバッテリーが故障する恐れがあります。
任天堂パーツ販売にて USB充電ケーブル(HAC-010) を買う
これが最も安心かつ確実な USB Type-A to C ケーブル です。
なぜなら、スイッチ本体とJoy-Con充電グリップ、Nintendo Switch Proコントローラーの充電用途として、正しく動作することが保証されたケーブルだからです。
しかも、任天堂のUSB充電ケーブル(HAC-010)には、任天堂のロゴもあしらわれています。
ただし、他のメーカーが販売する USB Type-A to C ケーブル に比べて高価なこと、そして長さが1.5mとモンスターボール Plusに付属される30cmの短いものしか販売されていないところがネックになります。
オンラインショップで買うなら「USB 3.0 a c ケーブル 56k」と検索
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのオンラインショップで買うなら「USB 3.0 a c ケーブル 56k」と検索しましょう。
商品ページでチェックする項目は「USB 3.0」「56Kオーム/56kΩ」。2つの記載がある USB Type-A to C ケーブル を購入しましょう。
なぜ 「USB 3.0」 なのか?
スイッチドックは、現時点で「USB 2.0」ですが、公式ページに「 ※USB2.0で動作します。今後のアップデートでUSB3.0に対応する予定 」と記載あるためです。
「USB 3.0」のケーブルであっても「USB 2.0」と互換性があるので、何ら問題なく動作します。
「USB 3.0」と「USB 2.0」の違いはデータの転送速度です。「USB 2.0」より「USB 3.0」の方が約10倍も高速にデータ転送できます。
なので、今後もしスイッチドックが「USB 3.0」にアップデートした際には、ケーブルを変更しなくても、快適なデータ通信が可能になります。
なぜ 「56Kオーム/56kΩ」 なのか
USB Type-AよりUSB Type-Cの方が後にできただけあって高性能です。たくさんの電気を流すことが可能で、データ転送速度も高速です。
しかしJoy-Con充電グリップ、Nintendo Switch Proコントローラーを充電する必要な USB Type-A to C ケーブル は、性能低い USB Type-A と、性能高い USB Type-Cがくっついている製品です。
問題は、 USB Type-Cの性能に合わせてケーブルをつくってしまうと、USB Type-Aポートに無理をさせることになるので、故障を招く恐れがあるのです。
そこで、 USB Type-Aに合わせた電気の流れに減らす必要があり、大きな抵抗を設ける必要があるのです。
ですから、安全なUSB Type-A to C ケーブル は、10Kオームでもなく、22Kオームでもなく、56Kオームのものを購入する必要があります。
本来、56KオームのUSB Type-A to C ケーブルのみ販売されていなければならないので、書いてなくても大体は56Kオームだと推測されます。
しかし残念ながら、中には56Kオームの抵抗ではない USB Type-A to C ケーブル も販売されていますので、しっかり 56Kオーム と記載ある製品を購入するほうが無難です。
実際、スイッチの公式サイトにも「 市販のUSBケーブルで接続する場合は「56kレジスタ(抵抗)」の実装されたケーブルをご使用ください。 」と記載あります。
また、「 適切なケーブルを使用されない場合、機器の故障原因となる場合があります。 」とも記載あります。
おすすめの USB Type-A 3.0 to C 56Kオーム ケーブル
Anker USB Type C ケーブル PowerLine USB-C & USB-A 3.0 ケーブル Xperia / Samsung Galaxy / LG / iPad P…
Anker PowerLine+ USB-C & USB-A 3.0 ケーブル (1.8m グレー) Galaxy S10 / S10+ / S9 / S9+ / S8 / S8+、M…
まとめ
- 任天堂パーツ販売で売ってる純正の USB充電ケーブル(HAC-010) が一番安心
- オンラインショップで買うなら「USB 3.0 a c ケーブル 56k」と検索
- アップデート予定なのでUSB 3.0がおすすめ
- 「56Kオーム/56kΩ」と記載ある製品を買ったほうが無難